剪定は無事終了!
久しぶりの更新になりました m(__)m
さてさてタイトルの剪定ですが、無事に完了しました。
その様子を御紹介します。

まずは剪定グッズ。剪定鋏やノコギリなど。ボンドは切り口に塗ります。この一式を身に付けて畑に出るとマウンドに向かうピッチャーの気分になります(これは山下だけか笑)。

こちらは旧屋敷の垣根仕立てシャルドネ。2020/1/9

こちらは剪定前。ギヨー・ダブルと呼ばれる仕立て方。
去年の剪定の結果こうなったと見ると良いかもしれません。

剪定後。この2本の枝が結果母枝と呼ばれ、一つ一つの芽から新梢が出てきます。誘引の際にその枝を左右に曲げます。
ポイントは中心(幹)に近く、ワイヤーよりも低く、鉛筆大の細めの枝を残すことです。これをしないとキレイでバランスの良い樹になりません。残したい枝が無いやんか!、なんて剪定泣かせの樹もあります笑。

切り口には木工用ボンドを塗ります。乾燥防止と病気や菌の侵入を防ぐ役割があります。

写真は試験園、棚仕立てプティ・ヴェルド。一文字短梢です。去年、雹が当たって葉がやられました。

二本の枝の間にあるのが去年の結果母枝。この短い枝から新梢が出てくるので短梢剪定と呼ばれています。この2本のうちどちらかを残してそれを結果母枝にします。

こちらはメルローの短梢剪定で残した枝ですが、こんな感じです。剪定は枝を更新することなんですね。写真の向こうでは笑顔で剪定をしています。楽しくて仕方ないみたいです笑。
剪定後は剪定枝の整理や棚の切れてしまった針金を交換したり等のメンテナンス作業が待っています。
ぶどうでも他の果樹でも同様だと思いますが、平年並みの天候、気温であるのが良いことです。植物自体に成長のサイクルがあるのと同じで栽培の作業も成長に合わせた一年のサイクルがあります。今年は暖冬なので、芽が出てくるのも早くなるのかもしれません。そうすると作業をやる時期も早くなる。それはそれで”おそろしや”です笑。
本日はここまで!また更新しますね~。以上、Yamashitaでした!