メルローの果汁分析
平成の最強台風と言われている台風21号が接近していますね。こちら勝沼でも観光ブドウ園が収穫を早めたりビニールハウスの補強などに追われていて昨日はざわついておりました。収穫前に雨が降るとブドウの皮が割れてしまったり病気やカビが発生することがあるので栽培としても心配です。
今日は果汁分析を行いました。果汁分析をすることで今年のブドウの状態や収穫の丁度良い頃合いが分かります。糖度が高ければ早めに収穫を、低ければもうすこし先に収穫をしよう、といった感じです。ブドウの粒を手で潰して果汁を絞り出して比重とphを計ります。
今回は契約農家さんのメルローを分析。搾った果汁の色はこんな感じです。


同じメルローでも地域や標高、樹の年齢などによってこんなに色みが違います。もちろん糖度などの分析値も異なります。実際に飲んでみると果汁100%のブドウジュースなので甘いです(^^)
収穫中のブドウを食べてみたり、果汁を飲んでみたりして糖度や酸を舌で感じることも勉強です。ですが暑いときに飲むと炭酸で割りたいな~と思ってしまうのも事実です(笑)。
また更新しますよ~!以上、山下でした~!