花カス落とし。

梅雨らしいお天気が続いています。
雨がこんなに続くと病気が心配。
幸い、ブドウたちは元気に生長しています。
このまま元気に生育が進みますように!
昨日は久しぶりのお天気でしたが、今年初の猛暑日となりました。
ここ勝沼は35.2℃を記録したそうです。
青空の下、畑仕事がはかどりましたが、汗がどんどん噴出してきました。
本当に暑かった!!
そんな中、畑で何をしていたかというと・・・
『旧屋敷』シャルドネの『花カス落とし』です。
シャルドネは花冠(キャップ=花カス)の落ちが悪く、放っておくと果房内に残ってしまいます。
果粒が大きくなって果房内の通気が悪くなると、残った花カスに灰色カビ病が発生し、
結果的に果房が病気になり腐ってしまうリスクが高まります。
これを防ぐため、1房1房丁寧に『花カス』をブラシで掃き落としていきます。
なかなか根気のいる作業です。

新梢誘引。

どんよりとした天気が続いて、まさに『梅雨!』といった感じです。
湿度が高いので、甲府盆地も霞がかかって見えます。
ラベンダー
駐車場の道沿いにラベンダーが植えてあるのですが、だんだんと紫色の花を咲かせ始めました。
ラベンダーが咲くと、夏がやってくるという気がします。
畑では引き続き誘引作業が続いています。
雨の効果もあり、ブドウ達はぐんぐん生長して、特に垣根畑では新梢長が2mを越えてきています。
毎年の事ながら、生長の速さにビックリです!
旧屋敷シャルドネ誘引前
誘引前の『旧屋敷』シャルドネ。
勢いよく伸びて、新梢が絡まったり、少し乱れ気味になっています。
旧屋敷シャルドネ誘引後
誘引後の『旧屋敷』シャルドネ。
すっきりキレイになりました。
旧屋敷結実
開花が終わり、結実してきた『旧屋敷』シャルドネ。
旧屋敷シャルドネ結実アップ
将来、果実になる部分が少しづつ大きくなってきました。
茶色く見える部分(花冠)にブドウの花が入っていました。
はみ出すくらい、ぷっくりと生長しています。