北畑カベルネ・ソーヴィニヨンの剪定。

昨日、今日と北畑カベルネ・ソーヴィニヨンの剪定を行いました。
北CS剪定
今朝はうす曇りで、寒い中の剪定でした。
午後になると太陽が出てきて、ポカポカ暖かい陽気の中での作業でした。
良い天気の中での作業は気持ちがいいです。
が、油断していると顔がヒリヒリ。
すでに鼻の頭がこんがり日焼けしてきています。
北CS剪定2
ポカポカ陽気の中の作業は気持ちがいいです。
そういえば、どこかの畑の梅の花が綺麗に咲いていました。

北畑プティ・ヴェルドの剪定。

連休だった先週末、山梨は金曜、土曜と雪でした。
約10センチほどの積雪でした。
その名残で、今朝は雪かきから始まりました。
剪定は今週から北畑に入りました。
北畑にはプティ・ヴェルドとカベルネ・ソーヴィニヨンの区画があります。
最初はプティ・ヴェルドの区画からスタートです。
北PV雪
畑のあちこちに雪がまだ残っています。
北畑PV剪定
剪定作業風景その1。
プティ・ヴェルドの枝は白っぽく、力を必要としない硬さです。
カベルネ・ソーヴィニヨンは枝がとても硬く、特に太い枝は切るのに苦労します。
色は褐色で、いかにも木の枝というような色です。
北畑PV剪定
剪定作業風景その2。
先週の後半は滝の前畑のプティ・ヴェルドとメルローの剪定をしました。
ちょうど芽吹きの時期に降雨が多く、メルローは特に芽が良く出ていました。
しかし、シャルドネの時と同様で、芽吹き以降も降雨が多かったため、
枝の節間(芽から芽までの長さ)が長く、やはり剪定で残す枝選びに時間がかかります。
北畑PV
滝の前畑の上側半分がプティ・ヴェルドの区画。
水路をはさんで下半分がメルローの区画になっています。
このプティ・ヴェルドの区画は、以前はメルローが植えてありました。
しかし、この区画は下の区画と比較して土壌水分がやや多くあります。
メルローはこの水分があまり得意ではなかったみたいで、あまり良いブドウが収穫できませんでした。
そこで、土壌水分がやや多くても着色の良いプティ・ヴェルドに植えかえました。
滝の前畑メルロー
滝の前畑メルローの区画。
景色がとっても良く、南アルプスが綺麗に見えます。。

旧屋敷の剪定。

今日はポカポカと暖かい陽気です。
昨夜、本当に久しぶりに降雨があり、空気がやっと潤った感じがします。
暖かい陽気と湿気のある空気。
なんだか一気に春が来たみたいです。
畑では先週から剪定作業が始まりました。
今年は特に寒く乾燥した冬となっています。
乾燥が今年の芽に影響しないよう、剪定は遅らせた方が良いということから、
立春前後の先週から作業が始まりました。
例年だと年明けから始めています。
旧屋敷剪定
最初は旧屋敷(シャルドネの畑)。
旧屋敷剪定
一本一本、木の状態を見ながら剪定していきます。
樹勢を見極めて、その木ごとに残す枝、芽の数を決めて、樹形を整えていきます。
健全な果実を収穫するために、木のバランスを整える大事な作業です。
そして、神経、頭を使う、真剣作業でもあります。
特に今年は剪定が難しいです。
昨年天候が大きく影響していて、良い枝を選ぶのに頭を使います。
今年のことだけでなく、1年後、2年後のことも考慮しなければいけません。
剪定風景
剪定作業中。
考えていると、『この枝は良いねぇ』とか『どの枝を残そうか』など、
みんな独り言をブツブツ言っていました。
ボンド
空気の乾燥が気になる今年の冬。
切り口から木が乾燥しないように、切り口にはペーストを塗っています。
剪定枝
剪定後には剪定枝の山ができました。