摘房を始めました。
夏休みが始まりました!
ワイナリーに来られるお客様も、子ども連れの方や、大学生・専門学校生と思われる方が増えてきたように思います。
この辺りでは今ちょうど桃の時期。
桃狩りをしにいらっしゃった方もおられるかもしれません。
畑ではセミがジリジリと鳴いています。
時々、抜け殻が葉っぱに付いていたりします。
また、作業中には木と間違えてセミが服にとまっていたりします。
畑では摘芯作業が一段落したところです。
収穫の早い品種は、そろそろ果実の軟化(ベレーゾン)が始まりつつあります。
白品種ではシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン。
赤品種ではメルロー。
メルローはまだもう少しかかりそうですが、そう遠くないと思います。
ベレーゾンが始まるこの時期から、畑では『摘房』と呼ばれる作業を行います。
『摘房』は、1新梢に多くなりすぎた房や、大きな房では『肩』と呼ばれる部分を取り除いたりする作業です。
ブドウをならせすぎると、出来上がるワインの味わいが薄くなってしまったり、赤ワインでは色も薄くなってしまいます。
昨日は『試験園』ソーヴィニヨン・ブランの摘房を行っていました。
摘房前のソーヴィニヨン・ブラン。
大きな肩がついています。
摘房後。
こうした肩などをハサミでチョキチョキ切り落としていきます。