緑枝接ぎ。


今日も4時前にザッと夕立がありました。
ここのところ、ほぼ毎日です。
夕立
畑で作業中でしたが、雷も鳴り始め、雨も大粒で、急いで会社へ帰りました。
雨は少し我慢できても、雷は怖いですよね。
畑では誘引作業がメルローの棚畑に変わりました。
このメルロー畑は『蜂の城』という名前の畑で、蜂の巣のような形の畑です。
誘引の前に、今日はちょっと変わって、『緑枝接ぎ』と呼ばれる接ぎ木作業をしていました。
『緑枝接ぎ』は、台木の新梢に、目的の品種の新梢(穂木)を1節接ぐ方法です。
比較的容易に、しかも成功率の高い接ぎ木方法です。
台木101-14
これは台木。
葉の形が独特で、ワイン用の品種と異なりクビレがありません。
これを2~3節ほど短く切り戻して、穂木を接ぐと・・・
緑枝接ぎ
こんな感じになります。
切り口や接ぎ目が乾燥しないように、クルクルとテープを巻いたら完成です。
乾燥すると穂木の部分が死んでしまうので、このテープ巻きは重要です。
台木の生命力は強いので、この後台木の新芽がどんどん出てきます。
時々この新芽を掻きとって、養分が穂木だけに行くように管理します。
緑枝接ぎ2
今日接いだのは約20本。
全部芽がちゃんと着くといいなぁ。


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