ぶどう通信 4/28 ★ 芽も葉も!

4月も終盤です!日中は暖かくて気持ち良いです。本来ならGWの予定でわくわくするところですが、しばらくはおうち時間、ステイホームですね。

ステイホームといえば、家飲み。家飲みといえば・・・

IMG_2169

そう、丸藤130周年記念の甲州3本セット。販売中です。

甲州シュールリー5年熟成が入っているのが(山下的に)アツいです。そして甲州醸しもシブいチョイス。醸しは山菜の天ぷらなんかに合わせると最高です。

130セット限定で残りも少なくっているそうなのでお早めに!

さて、タイトルのぶどう通信★4/28。

実は昨日の夕方、甲州市の一部エリアで雹(ひょう)が降りました。時間にして5分程。この時季に雹に降られるとブドウの芽が飛んでしまうこともあるので、とても心配でしたが無事でした。

この仕事を始めてから雹が降った、と聞くとブドウは大丈夫か?と思ってしまいます。

ブドウも芽が出て葉が出てとすくすく成長しておりますので、今日はその様子をアップします!

IMG_1967

こちらは旧屋敷・垣根シャルドネ。今年は早めのビニールをしました。

IMG_2154

シャルドネ。中心側と先端は伸びが早い。

IMG_2155

シャルドネ先端の新梢。結構伸びてます。花穂も可愛らしいです。

IMG_2157

続いては滝の前、垣根プティ・ヴェルド。

IMG_2158

垣根プティ・ヴェルドの先端の拡大。シャルドネと比べるとやや遅めな印象。

IMG_2160

次は蜂の城・棚仕立て短梢メルロー。

IMG_2161

メルロー拡大。ほのかにピンク。

IMG_2164

最後は試験園。まずは棚仕立てのプティ・ヴェルド。

IMG_2165

棚・短梢プティ・ヴェルド拡大。昨日の雹が心配でしたが大丈夫でした。

IMG_2167

試験園・棚のタナ。花*花じゃないですよ。棚*タナです笑。

IMG_2168

試験園・タナ拡大。この子はプティ・ヴェルドや万力ルージュで大活躍の品種。今後の丸藤のキーグレープ的存在です。

ブドウの成長に伴い、畑の作業も増えてきます。

ワクワク、ドキドキ、甲子園。

ではなく

ワクワク、ドキドキ、葡萄さん。

ステイホームな世の中ですが、ブドウと畑作業の様子もアップしますので、畑ブログたまに遊びにきてください!

また更新します!以上、山下でした!

早めのビニール掛けを実施。がしかし!

4月です!しかも中旬。更新が久しぶりになりました。(本当に申し訳ありません。。)勝沼では桜と桃の花が見頃を迎えたわけではなく、既に花が散ってしまい(笑)ブドウの芽が大きくなってきた所でございます。

世間では毎日の様に新型コロナの話題。我が丸藤も年に一度の「蔵で音楽を楽しむイベント」、通称「蔵コン」が中止になりました。今回の蔵コンはワインと食のマッチングを楽しんでいただくスペシャルな企画があったのになぁ・・・。でもでも!今は私達ができることは次の企画の準備・充電期間だと思っております!

皆様その時まで楽しみにしててください!

さて!畑の方は剪定と結果母枝の誘引が終わりました。ブドウの樹は芽が大きくなり始め、旧屋敷畑のシャルドネは萌芽(ほうが)がかなり進みました。

そして今年はビニール掛けをこの時季に実施しました。今日はその様子をご紹介します。

IMG_1930

旧屋敷・垣根仕立てのシャルドネ。

IMG_1932

ぶどうの果実ができるエリア、フルーツゾーンの内側(支柱側)にだけビニールを掛けます。

IMG_7874

こちらは昨年の収穫の様子でビニール完成形。内・外両方にビニールを掛けて雨からしっかりガードしています。

先に内側だけやっておくと完成系に辿り着く時間が短くなるというわけです。

外側(手前側)にビニールをまだ掛けないのはこれから上に伸びてくる新梢の行き場所が無くなってしまうからと消毒液もこのエリアに掛からなくなってしまうからです。

タイトルの「がしかし」の話はここから。

畑の場所や垣根の向きによっては風を直接受けてしまうこともあります。

この日(4/16)は午後から風が強く、心配になって畑に行ってみると。。。

IMG_1966

ビニールがとんでもないことに!飛ぶ一歩手前!

IMG_1965

ここの畑の場所は高台にあって風が崖下から直接来ます。

心配度が5段階中☆★★★★の予想が当たってしまいました。

この畑のビニールは明日以降に外すか付け直すかは検討中です。

ビニールハウスも同様ですが、雨よけのビニールや笠紙は台風や暴風雨には勝てません。

年間を通じての栽培の仕事。やるべき仕事を先取りすることは良い時もあれば適していない事もある。

失敗をした時に「やるのが早すぎたか?」、「何か対策をして防げたか?」と考えるのが栽培の面白さであり大変なことでもあります。つまり経験が大事ってことですね。

気になるあの子に「あの時誘っていれば。。。」、「あんなことを言わなければ。。。」と挑戦・経験と失敗を繰り返すことで男も成長しますから笑♪

挑戦・経験・反省。そしてまた挑戦。

皆さんも色々挑戦して自分のレベルをあげましょう!

・・・と今回は少し上からモノを言ってみました笑。

今日はここまで!また更新します!以上、山下でした!

剪定は無事終了!

久しぶりの更新になりました m(__)m

さてさてタイトルの剪定ですが、無事に完了しました。

その様子を御紹介します。

IMG_0094

まずは剪定グッズ。剪定鋏やノコギリなど。ボンドは切り口に塗ります。この一式を身に付けて畑に出るとマウンドに向かうピッチャーの気分になります(これは山下だけか笑)。

IMG_0001

こちらは旧屋敷の垣根仕立てシャルドネ。2020/1/9

IMG_0008

こちらは剪定前。ギヨー・ダブルと呼ばれる仕立て方。

去年の剪定の結果こうなったと見ると良いかもしれません。

IMG_0010

剪定後。この2本の枝が結果母枝と呼ばれ、一つ一つの芽から新梢が出てきます。誘引の際にその枝を左右に曲げます。

ポイントは中心(幹)に近く、ワイヤーよりも低く、鉛筆大の細めの枝を残すことです。これをしないとキレイでバランスの良い樹になりません。残したい枝が無いやんか!、なんて剪定泣かせの樹もあります笑。

IMG_0012

切り口には木工用ボンドを塗ります。乾燥防止と病気や菌の侵入を防ぐ役割があります。

IMG_0059

写真は試験園、棚仕立てプティ・ヴェルド。一文字短梢です。去年、雹が当たって葉がやられました。

IMG_0063

二本の枝の間にあるのが去年の結果母枝。この短い枝から新梢が出てくるので短梢剪定と呼ばれています。この2本のうちどちらかを残してそれを結果母枝にします。

IMG_0267

こちらはメルローの短梢剪定で残した枝ですが、こんな感じです。剪定は枝を更新することなんですね。写真の向こうでは笑顔で剪定をしています。楽しくて仕方ないみたいです笑。

剪定後は剪定枝の整理や棚の切れてしまった針金を交換したり等のメンテナンス作業が待っています。

ぶどうでも他の果樹でも同様だと思いますが、平年並みの天候、気温であるのが良いことです。植物自体に成長のサイクルがあるのと同じで栽培の作業も成長に合わせた一年のサイクルがあります。今年は暖冬なので、芽が出てくるのも早くなるのかもしれません。そうすると作業をやる時期も早くなる。それはそれで”おそろしや”です笑。

本日はここまで!また更新しますね~。以上、Yamashitaでした!

本日は雪 ☆ 丸藤除雪部隊出動!

昨夜からの雪で勝沼の辺りの山々は雪景色となりました。でも世間で騒がれているほど積もらなかった?という拍子抜け感もあります。

IMG_0239

丸藤売店です。午前10時現在で小雨。勝沼近辺の道路の雪はほとんどありません。

そんな雪の丸藤。朝の様子を少しだけご紹介。

IMG_0238

朝から社員で雪かきです。丸藤除雪部隊の皆様。

IMG_0197

この写真、良く見ると勤務歴が長い社員が良いスコップを使ってました。(赤いのが一番強そうなスコップ)先輩に良いものを譲る日本人っぽさを感じる一枚に。

IMG_0198

山下二等兵は少し小さめのスコップで。先が金属のスコップだと丈夫で良いやつなんです。これは金属無し笑。

IMG_0195

Before なんかすべりそうな感じも・・・

IMG_0199

After 除雪後はすっきりしました!駐車場も大丈夫ですよ~!

IMG_0241

本日も元気に営業しております!皆様のご来店、お待ちしております!

以上、山下でした~☆

今週末の有料試飲はなんと!

本日は三月中旬並みの暖かさ、ということで暖冬まっしぐらの勝沼でございます。

さて、1/20に放送したメイドインジャパン!で丸藤のプティ・ヴェルドを取り上げていただいた反響で問い合わせを多く受けております。

(プティ・ヴェルドの販売日・予約に関しては丸藤HPをご確認ください!)。

そのプティ・ヴェルドがブレンドされている「’13 ドメーヌ ルバイヤート」の在庫は残り僅か、「’13 プティ・ドメーヌ ルバイヤート」も多くのご注文をいただいております。その二本がなんと!今週末の有料試飲で出ます!

IMG_0177

有料試飲はそれぞれ

’13 ドメーヌ500円

’13 プティ・ドメーヌ400円

※後ろに見えるサインはメイドインジャパンでお越しいただいた飯尾さんです☆要チェック!

入社3年目の私、山下でございますが、このお二方が揃うことは・・・

「記憶にございません!」

この一言を言いたかった為にブログを更新したことはここだけの話(笑)。

有料試飲ではこの他にも、ルバイヤートのTHE・看板商品の白ワイン

甲州 シュール・リー

木イチゴ的なあま~い香りが特徴の赤ワイン、

マスカット・ベーリーA 樽貯蔵など、

丸藤の魅力が詰まったワインを多く揃えております。丸藤のワインを飲んだことがない、という方にはまずは試飲がおすすめですよ!

皆様のご来店、心よりお待ちしております☆

以上、山下でした~。畑ネタは次回でお許しを~m(__)m

☆プティ・ヴェルドと丸藤のワイン☆

先日の1/20放送、メイドインジャパン!ご覧いただけたでしょうか?この番組で出ておりました丸藤の赤ワイン、「ルバイヤート プティ・ヴェルド」(リリースは2020年8月予定)。プティ・ヴェルドとは醸造用の黒ブドウで原産はフランス・ボルドー地域です。数%のプティ・ヴェルドをブレンドするのがボルドーワインの特徴。そのプティ・ヴェルドだけを使った単一のワインは温暖な気候のオーストラリア等に多いです。丸藤では現社長の大村春夫が「適地適作」を追求して辿り着いた品種の一つがプティ・ヴェルドでルバイヤートのワインでも「’13 ドメーヌ」「’13 プティ・ドメーヌ」にブレンドされています。そのプティ・ヴェルドについて畑の写真でご紹介します。

IMG_8438

こちらは棚仕立てのプティ・ヴェルド。白いのは雨避け用の笠紙です。垣根仕立てでも栽培してます。

IMG_8453

大きさは手入れバサミと同じくらい。2019シーズンは10月15日前後の収穫でした。

プティ・ヴェルドは病気が出やすく、雨に弱いのでデリケートなブドウではありますが、房もパラパラしていて手入れがしやすく糖度も22度以上出て酸も残る優等生。昨年は雹が5回、収穫直前に台風19号が通過したり厳しい年となりましたが無事に収穫できました。

現在、販売中のプティ・ヴェルドを使った丸藤ワインはIMG_0160

’13 ドメーヌ ルバイヤート」(左)と「’13 プティ・ドメーヌ ルバイヤート」(右)の2種類。

「ドメーヌ」はプティ・ヴェルド40%、「プティ・ドメーヌ」はプティ・ヴェルド11%ブレンドされています。ドメーヌの方が新樽熟成とプティ・ヴェルドをより多く使用しているので、よりエレガントな味わいに仕上がってます。私はセラーで一本寝かせ中です(^^)プティ・ドメーヌはまさにボルドースタイル。まずは丸藤の赤ワインを試してみたい方におすすめ。

ワインは嗜好品と言われておりますが、国、地域、品種、ワイナリー、造り手、天候、土壌・・・等など十人十色です。そしてお気に入りのワイナリーに出会うと嬉しいもの。勝沼には数多くのワイナリーがありますので是非遊びに来てください!その中でも丸藤は必須ですよ笑。

IMG_8639

こちらは駐車場。甲斐駒ケ岳や北岳などの南アルプスも一望できます。皆様のご来店お待ちしております!

本日はプティ・ヴェルドについてでした!次回は剪定の様子をアップします!

以上、山下でした~!

 

明けましておめでとうございます!

遂に東京オリンピックイヤーの2020年になりました!畑ブログ担当の山下です。本年も畑ブログを楽しく更新してまいりますのでよろしくお願いいたします!皆様のご来店、そして畑ブログのチェックを心よりお待ちしております☆

IMG_9890

甲州ブドウと賀正でパチリ。以上、山下でした!

 

 

2019シーズン最終戦!

本日は丸藤葡萄酒の今シーズン最終戦でした。別にJ2最終戦というワケではありません。今年最後の営業日ということです。売店の営業時間も15:00まででした。

丸藤に直接来ていただいた方、いつもネットで注文していただいている方、甲州シュールリーのファンの方、ワインショップで丸藤のワインを見る度に「丸藤~☆」と思ってくれる方、そして畑ブログを見てくださる方。2019年もありがとうございました!私、畑ブログ担当の山下は栽培をしているので、ワインツーリズムやぶどう祭り、蔵出しワインバーなどのイベントでしか皆様と出会える機会がなかったのですが、ワインを通じてお客様と直接お話しすることはとても楽しく、そして刺激にも勉強にもなりました。

2020年は東京オリンピックが開催されるということで日本ワインを海外の方に味わっていただく機会も多いと思います。その日本ワインの中でもルバイヤートのワインが美味しかった、丸藤葡萄酒に直接行って良かったと言ってもらえる様に精進いたします!ブドウ自体は既にワインになってしまっていますけどね笑。

さてさて来シーズンの丸藤葡萄酒ですが新しいイベントも企画しております。基本は丸藤のホームページやダイレクトメール・マガジンを通じてお知らせしておりますが、畑ブログからも山下目線で発信していきたいと思います。

最後になりますが、本年もありがとうございました!来年も畑ブログを楽しんで、そしてブドウのことをより知ってもらえる様に更新してまいりますので、定期的にチェックしてくださいね!それでは皆様、良いお年を~☆

IMG_9903

畑ブログ担当 山下でした~☆ (^^)/

トンネルを抜けると・・・そこは雪でした。

はい、ウソです。私の家から丸藤に来るまでトンネルはありません笑。言ってみたかっただけでそんなことはどうでもいいのですが、昨夜から雪が降り勝沼では雪がうっすら積もりました!朝イチの様子を撮りました。

IMG_9803

売店正面から。古民家と雪。良い。ひじょーーーに良い。(同期のサクラ的)

IMG_9805

今日は天気が良いので溶けてしまいますが、雪かきはしておきます。

IMG_9808

駐車場からは雲海も見えました。雲海って見れるとなんかラッキーな感じがしますよね。

丸藤に来るまでの道路を雪が積もっている、残っていることがありますので数日は運転ご注意ください。

以上、本日の丸藤。山下でした~。

丸藤伝統☆ビニール巻き巻き☆2019

今年も残すところあと僅かです。日中が暖かくても午後3時過ぎは寒くなってくるし、5時を過ぎると暗くなってきました。ところでみなさんクリスマスプレゼントは用意しましたか?お子様ではなく自分用にです。

IMG_9679

『2015 エチュード ルバイヤート 36ヶ月熟成』  4,070円 発売中!

こちらはシャルドネ98%、プティ・ヴェルド2%ブレンドされているスパークリングワイン。エチュード2015は日本ワインコンクール2017で金賞を受賞したヴィンテージです。そのワインをオリと共に36ヶ月熟成。通常のエチュードに比べて泡が繊細で甘い香りが感じられ、ワインの色も黄色みがあります。金賞36ヶ月熟成。なんかテンション上がりませんか?私も試飲しましたがとても美味しかったです!2019年の締めの一本、新年が明けての最初の一本でも良いですね!こちらは432本限定になります。お早めに~。

さてさて畑の作業ですが、ビニール回収が完了しました。昨年は11月にしていた作業。天気予報的に言うと「平年に比べ、約1ヶ月ほど遅いビニール回収になりました。」という感じでしょうか。本日はその様子を紹介します。

IMG_9656

前回までの作業でビニールは吊るしてあって干された状態です。

IMG_9655

丸藤伝統☆ビニール回収ではお馴染みのこのセット。収穫箱×4、段ボール、木の板、洗濯バサミ×2。

IMG_9657

収穫箱を積み重ねてをの上に段ボールを載せて♪

IMG_9661

針金にクリップで留めているビニールを地面に降ろします。

IMG_9662

こちらはビニールを外した状態。

IMG_9663

重し替わりの板っ子をビニールの端に付けて。

IMG_9664

段ボールの上で巻きます。先輩の笑顔が素敵です笑。板を付けることでイイ感じにテンションが掛かってキレイに巻けるワケです。

IMG_9750

この様な道路に面した畑もあります。ビニール回収も場所によっては大変です。

雨避けのビニールは使い続けて10年近くになるそうです。大事に使えばビニールも長生きするんですね。お財布にも環境にも優しい畑作業。私はこのビニール回収の作業を「丸藤伝統芸能」の1つとして(勝手に)認定しています笑。というのもこの 「ビニールを干す→キレイに回収する」 の流れを数年の改良を加えて辿り着いた感じが素晴らしいんです!これはやった本人たちにしか分からないでしょう。

本日はここまで。今日は丸藤伝統芸能の1つを紹介したブログでした!また更新します!

See you again ! by Yamashita !

« Older Entries Recent Entries »