若い子とそうじゃない子と

インフルエンザが流行ってますね。予防対策としてマスク・うがい・手洗いがよく言われておりますが水を定期的に飲むだけでも良いみたいです。ノドに付着したウイルスも水を飲むこと胃袋で菌を殺してしまうとのこと。個人的には「くう ねる あそぶ」をちゃんとしていれば風邪はひかないと信じております!もちろん仕事もきちんとやってますよ(笑)

さて今週も引き続き剪定です。棚仕立ての甲州を剪定しているのですが、プロ野球選手で入団と引退があるように畑でも世代交代の流れがあります。ブドウの収量を減らすワケにはいかないので、いきなり樹を切るということはしないのですが、少しずつ若手に道を譲っていきます。今日はその様子を紹介します。

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この樹は樹齢7年。まだ幹も細く若々しいですね。

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こちらが樹齢20年クラス。幹が太くどっしりとしています。

この畑では最初に若い樹の剪定を行います。先端を伸ばして樹形をより広げます。

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若い樹の先端。先端の枝は長めに残すとより力強く伸びます。

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こちらも若い樹の樹形です。枝の周りがすっきり空いている感じもしますが、これは周りの樹から伸びた幹を切ったから。

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左側が20年生で右側が7年生の枝。左の枝をざっくり切ってます。誘引前なので分かりづらいですが、この様に剪定をして7年生側のスペースを確保しています。

若い子の成長を邪魔するベテラン(=樹齢20年クラス)は少しずつ樹形を狭くして退いていきます。ベテランの樹も樹形が良くて良いブドウが収穫できる様であれば問題ないのですが、枯れた幹が出始めたり樹形が広がり過ぎたりと色々あります。その調整も含めての剪定です。今切っている樹と周りの樹を考えながらの作業。やりがいがありますがなかなか難しいです。

本日はここまで!以上、ヤマシタでした!