接木

ここ三日ほど勝沼はの様な涼しさでした
風が吹きやや肌寒いぐらいです
畑の作業をするにはとても助かりましたが…
本日は接ぎ木の作業でした
接ぎ木と言うのは、
アメリカ種やそれを起源に持つ雑種の台木
ヨーロッパブドウを接ぐことです
なぜこのような手法がとられるようになったかと言うと…
19世紀後半にヨーロッパでは
輸入されたアメリカ系品種に寄生していた
フィロキセラと言う寄生虫によって
壊滅的な被害を受けました
これ以降フィロキセラに耐性を持つアメリカ系品種に、
ヨーロッパ系品種を接ぐようになった様です
下の写真は台木の切断箇所です

ここに、切り込みをいれ穂木(接ぐ品種)を刺して密着させテープで巻きます
下の写真が接いだ後の様子です

あとは無事接いでくれることをお祈りして終了です