シャルドネ収穫&仕込み。

今日は2010年デラウエア(甘口)のビン詰めをしています。
今年のブドウがもうワインになってビン詰めだなんて!
時間が過ぎるのは早いものです。
デラ瓶詰め
2010年デラウエアビン詰め中。
さて、一昨日と昨日にシャルドネを収穫し、昨日仕込みをしました。
収穫量は約1トン。
収穫前日に台風9号による降雨はちょっと痛かったです。
それまでは連日猛暑でしたが、降雨はなかったので、糖度がかなり高くなるのではと思っていたのですが・・・。
しかし、裂果等ほとんどなく、無事収穫を終えることができました。
シャルドネ収穫
収穫の様子 その1。
今年はベト病に苦戦しましたが、思ったよりも収穫量がありました。
なかなか果実の状態も良いみたい。
シャルドネ収穫2
収穫の様子 その2。
その日は曇り空だったけれど、笑顔がまぶしい斎藤さん。
先月から丸藤のメンバーになりました。
シャルドネ仕込み
仕込みの様子 その1。
今回のセッティングは泡用シャルドネの時と同じです。
果実をバイブレーターに投入。
今日は前回よりも上から撮影。
シャルドネ仕込み2
仕込みの様子 その2。
バイブレーターからコンベアに乗って…
シャルドネ仕込み3
プレス機の中へ!
放っておくと真中に山盛りになってしまうので、櫂棒でならしながら。
一番搾り(シャルドネ)
その後、プレス開始!
写真はその日の一番搾り。
『美味いんだなコレが!』

ソーヴィニヨン・ブランの仕込み。

台風9号がやってきています。
ここ山梨を通過しそうなので心配です。
朝は久しぶりの雨でした。
本当に久しぶりの雨。
乾いた土も潤いそうです。
でも今日はソーヴィニヨン・ブランの仕込みの日。
収穫の時に雨じゃなくて良かったけれど、もう少し待ってくれたら良かったのにと思ってしまいます。
ソーヴィニヨン・ブランの仕込み = 毎年恒例のアレが登場します。
還元的に
透明なベールに包まれたプレス機。
仕込みは…
投げ込み
果房をバイブレーターに投入。
選果台
選果台を通って。
コンベアから除梗破砕機
コンベアを経て、除梗破砕機へ。
除梗破砕
除梗破砕されたのち、ポンプで運ばれ。
プレス機へ
プレス機の中へ。
スキンコンタクト
プレス機の中で数時間スキンコンタクト。
スキンコンタクト2
寄ってみるとこんな感じです。
今はスキンコンタクト中。
様子を見ながら、3~4時間ほど行い、その後プレスします。
さて、どんな出来になるでしょうか。

ソーヴィニヨン・ブラン収穫。

昨日と今日とで、自社畑のソーヴィニヨン・ブランを収穫しました。
ソーヴィニヨン・ブラン収穫
連柳入口のソーヴィニヨン・ブラン。
収穫量は約1トン。
年々収量が増えていくのが嬉しいです。
冷蔵庫へ
収穫したブドウを冷蔵庫へ。
低温にして酸化と劣化を防ぎます。
ソーヴィニヨン・ブランの畑は現在3ヶ所あります。
旧屋敷、試験園、連柳入口。
旧屋敷には、シャルドネに混じってソーヴィニヨン・ブランが1列だけあります。
垣根のソーヴィニヨン・ブランはここだけです。
試験園には、以前から一文字短梢のソーヴィニヨン・ブランが2列植わっています。
その隣にはシャルドネが植えてありました。
しかし、短梢のシャルドネはここの土地に合っていないらしく、果粒がはじけて腐ってしまいます。
そんな理由から、3年前ソーヴィニヨン・ブランに改植しました。
改植した木が育ってきて、だいぶん収穫ができるようになってきました。
連柳入口には、以前メルローが植えてありましたが、
ここも3年前にソーヴィニヨン・ブランに改植しました。
試験園同様、木が育ってきて、そこそこ取れるようになってきました。
仕立て方は一文字短梢&中梢(試験的に)です。
目標はソーヴィニヨン・ブランのワインが1000本を超えて、国産ワインコンクールに出品できるようになること。
今年はまだ無理だけど、来年はいけるかな?
収穫箱

デブルバージュ。

デブルバージュ
おにいさん、タンクを覗き込んで何しているんですか?
デブルバージュ2
デブルバージュをしてたんですね。
デブルバージュは、果汁を一晩静置し、『上澄み』と『オリ』とに分ける作業です。
白ワイン造りではこの作業は非常に重要で、出来上がるワインの味を大きく左右します。
果汁の濁度(にごり)が高いと、出来上がるワインの果実香をうまく引き出せません。
逆に低いと、酵母に必要な栄養分が足りず、アルコール発酵が健全に進まなくなる危険があります。
一晩静置した果汁の上澄みを引き、濁度を測定します。
丸藤では濁度を測定する機械を使用しています。
濁度が低すぎる場合には、オリを少し上澄みに戻して、目的の濁度に調整します。
ちなみに丁度良い濁り具合はポカリスエットくらいといわれています。
デブルバージュ3
上澄みを引いた後のタンク内。
底にオリ(白)が残っています。
樽へ移動
調整された果汁は樽の中へ。
ここに酵母を添加して、樽発酵を行います。
コーヒー香出るかなぁ。

スパークリングワイン用シャルドネ仕込み。

昨日収穫したシャルドネを、今まさに搾っています。
プレス中
仕込みの様子は・・・
バイブレーター
バイブレーターにかけて、花カスなどを取り除きます。
昨日、畑でかなり入念に房の手入れをしてあるので、腐敗果はほとんどありませんでした。
コンベア
その後、コンベアに乗せられて…
スッター
そのままプレス機の中へ。
今回は徐行はせず、房ごと搾ります。
その方がキレイな果汁がとれるそうです。
さあ、明日はデブルバージュ&酵母添加が待っています。
現在、搾汁率は約55%。
目標まであと5%。
あともう少し!

スパークリングワイン用のシャルドネ収穫。

今日も暑かったですね!
旧屋敷シャルドネ
今日はスパークリングワイン用のシャルドネを収穫しました。
今年は天候不順が続き、雨の日の多い年でした。
そのため、ベト病が発生し、山梨県内ではブドウ栽培者にとっては厳しい年となっています。
当社でも、収穫量激減の危機か!!
と、心配していましたが、約1トンのブドウを収穫することができました。
予定していたよりもやや多めの収穫量でした。
ひとまず良かった。
収穫風景
収穫風景その1。
栽培責任者の竹内氏、責任者だけあって収穫スピードNo.1です!
関係ないですが、空が高くてキレイ。
収穫風景2
収穫風景その2。
みんな真剣。
朝の8時半から夕方6時までかけて収穫しました。
収穫箱
約1トンのシャルドネを収穫しました。
明日は仕込みです。
出来上がりを想像しながら、今夜は早めに就寝します。