傘かけ。

今日も暑いです!
こんなに暑いと、お昼の13:00~15:00は危険ということで畑の作業を中断しています。
熱中症で病院に搬送とか、死者が出たというニュース聞くとちょっと怖いです。
無理は禁物。
さて、こんな暑い中、畑では『摘房』と『傘かけ』作業をしています。
傘かけ
『北畑』プティ・ヴェルドの傘かけ その1。
プティ・ヴェルドは1新梢に3~4房もなります!(他の品種は2~3房)
これを1新梢に約2房にしていきます。
枯れた果粒や不健全なものもハサミで取り除いていきます。
傘かけ2
『北畑』プティ・ヴェルドの傘かけ その2。
房の整理を行った後に、雨よけの傘をかけていきます。
傘は紙で出来ていますが、蝋が塗ってあって水分を弾くようになっています。
白系品種は収穫までもう少し。
泡用のシャルドネは来週収穫予定です。
その後、ソーヴィニヨン・ブラン、樽熟成のシャルドネと続きそうです。
赤系品種もベレーゾンを迎えました。
ベレーゾンは果実の軟化が始まる時期です。
赤系品種では色付きが始まります。
スタートの早いメルローはほぼ房全体が黒くなっています。
晩熟品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやプティ・ヴェルドもまばらに色が入って、房全体が段々と黒くなってきています。
≪番外編≫
熱血指導中。
思わず力が入ります!
傘かけ3
A:こら、そこ早くかけなさい!
N:は、はい・・・スイマセン。

サンプリング。

来週から9月になりますね。
自社畑の白系品種の収穫も間近になってきました。
今日はシャルドネとソーヴィニヨン・ブランのサンプリングを行いました。
畑を回ってブドウのサンプルを取り、果汁を搾って分析を行います。
分析では、糖度、酸度、pHを見ていきます。
これらのデータから最適な収穫日を決定していきます。
果汁分析
品種・畑違いの果汁サンプル。
やや褐色気味なものがシャルドネ、グリーンのものがソーヴィニヨン・ブラン。

いよいよ仕込みが始まりました!

久しぶりの更新になってしまいました。
立秋も過ぎて、風が時々さわやかな秋の香りをはこんできます。
そうはいってもまだまだ暑い日が続きそうですね。
さて、今週からいよいよ仕込みが始まりました。
仕込みのトップバッターはデラウエアです。
仕込み
デラウエアと言うと、種なしブドウで給食なんかによく登場しますよね。
果皮は赤紫という印象がみなさん強いと思います。
山梨あたりの醸造用のデラウエアは、通称『青デラ』と呼ばれています。
青デラ
名前の通り、青いです。
完熟ではなく、熟れかけのものを仕込みます。
緑色~淡い赤紫のブドウです。
選果台
仕込みの様子その1。
昨年導入された選果台。
これはバイブレーター。
振動で劣化した果粒、虫、花カスなどを取り除きます。
選果台2
仕込みの様子その2。
お次は人力作戦。
バイブレーターを通ってきたブドウ果房がテーブルの上を流れてきます。
ここでは先ほど取りきれなかったものを手で取り除いていきます。
主に葉っぱや腐敗果です。
まだみんな楽しそう、笑顔に余裕があります。
これからどんどん忙しくなってきます。