仕込み準備が始まりました。
梅雨明けしましたね!
毎日毎日暑いですが、お天気続きでうれしいです。
長い梅雨で押せ押せになっている畑の仕事を急ピッチでこなしています。
さて、ワイナリー内では2010年度の仕込み準備が始まっています。
仕込み場の清掃、機械類の動作チェック、発酵槽の点検などです。
準備が進んでくると、段々と『今年も始まるんだな。』と実感が湧いてきます。
そんな中、樽が2樽到着しました。
今回の樽はアメリカンオークで、スペインの会社のものです。
この樽はこのままでは使用できません。
日本では酒税法の関係で、樽を使用するには『検定』をしなくてはいけません。
『検定』は、簡単にいうと、液面が樽底から何センチの時には何Lワインが入っているというのを分かるようにすることです。
樽は個々の容量が微妙に異なるので、樽それぞれに検定が必要になってきます。
これも仕込みの前までに完了させなくてはいけません。
毎年約10樽ほど購入しているので、検定はなかなか手がかかります。