2009年シュール・リー澱引き開始。
先週末の予想外の降雪、ビックリしました。
畑では、早い品種ではもう萌芽が始まっているので、どうなる事かと心配しましたが、今のところ問題はないようです。
今年の春は寒暖の差が激しく、生育がやや心配です。
さて、醸造所内では蔵コンの後片付けも一段落し、2009年のシュール・リーの澱引きが始まりました。
2009年のシュール・リーの生産量は約27000L。
本数にして約37000本です。
ワインは大きな密閉タンクに3本分。
最初、ワインは澱(活動を終えた酵母など)と一緒になっています。
そこからワインだけを別のタンクに移していきます。
写真はワインを移動していき、だんだんと澱の部分が見えてきたところ。
すっかり澱だけになりました。
タンク内の壁にはビッシリ酒石が付いています。
さて、ここからは人力です。
澱はホットケーキの生地のようにドロドロしているので、ヘラなどを使ってタンクから掻きだします。
しかもたっぷりあるので、なかなかの重労働。
澱引き後のワインは、各タンクの比率が均等になるようにこれからブレンドされます。