☆プティ・ヴェルドと丸藤のワイン☆


先日の1/20放送、メイドインジャパン!ご覧いただけたでしょうか?この番組で出ておりました丸藤の赤ワイン、「ルバイヤート プティ・ヴェルド」(リリースは2020年8月予定)。プティ・ヴェルドとは醸造用の黒ブドウで原産はフランス・ボルドー地域です。数%のプティ・ヴェルドをブレンドするのがボルドーワインの特徴。そのプティ・ヴェルドだけを使った単一のワインは温暖な気候のオーストラリア等に多いです。丸藤では現社長の大村春夫が「適地適作」を追求して辿り着いた品種の一つがプティ・ヴェルドでルバイヤートのワインでも「’13 ドメーヌ」「’13 プティ・ドメーヌ」にブレンドされています。そのプティ・ヴェルドについて畑の写真でご紹介します。

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こちらは棚仕立てのプティ・ヴェルド。白いのは雨避け用の笠紙です。垣根仕立てでも栽培してます。

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大きさは手入れバサミと同じくらい。2019シーズンは10月15日前後の収穫でした。

プティ・ヴェルドは病気が出やすく、雨に弱いのでデリケートなブドウではありますが、房もパラパラしていて手入れがしやすく糖度も22度以上出て酸も残る優等生。昨年は雹が5回、収穫直前に台風19号が通過したり厳しい年となりましたが無事に収穫できました。

現在、販売中のプティ・ヴェルドを使った丸藤ワインはIMG_0160

’13 ドメーヌ ルバイヤート」(左)と「’13 プティ・ドメーヌ ルバイヤート」(右)の2種類。

「ドメーヌ」はプティ・ヴェルド40%、「プティ・ドメーヌ」はプティ・ヴェルド11%ブレンドされています。ドメーヌの方が新樽熟成とプティ・ヴェルドをより多く使用しているので、よりエレガントな味わいに仕上がってます。私はセラーで一本寝かせ中です(^^)プティ・ドメーヌはまさにボルドースタイル。まずは丸藤の赤ワインを試してみたい方におすすめ。

ワインは嗜好品と言われておりますが、国、地域、品種、ワイナリー、造り手、天候、土壌・・・等など十人十色です。そしてお気に入りのワイナリーに出会うと嬉しいもの。勝沼には数多くのワイナリーがありますので是非遊びに来てください!その中でも丸藤は必須ですよ笑。

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こちらは駐車場。甲斐駒ケ岳や北岳などの南アルプスも一望できます。皆様のご来店お待ちしております!

本日はプティ・ヴェルドについてでした!次回は剪定の様子をアップします!

以上、山下でした~!