赤の澱引き2。
桜が咲いて、桃も咲いて、あっという間に春が過ぎていきます。
畑ではブドウの芽が出てきました。
いよいよこれから畑が忙しくなってきます。
樽の澱引きは後半戦に入りました。
昨日からマスカット・ベリーAの澱引きをしています。
あともうひと頑張りです!
樽にこのパイプを挿して澱引きを行います。
樽の底では澱が沈殿していて、澱の層とワインの層に分かれています。
パイプは、樽に固定する部分が上下に稼動します。
なのでパイプの先端をこの層と層の間にくるように調整し、ワインの部分だけを移動させます。
今回はポンプを使って吸い上げました。
こんな感じです。
パイプの一部はガラスで出来ています。
背後から光を当ててワインの透明度を見るためです。
澱は濁度が高いため、澱の部分を吸い上げると光を通さなくなります。
(写真は澱が絡んでない状態)
このガラス部分からワインの透明度を見てパイプの位置を調整し、ワインだけを移動させていきます。