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甲州の芽傷処理。

3月に入り暖かくなってきました。今年は平年より暖かいせいか勝沼周辺の梅は花を咲かせて丸藤のかりんの樹も芽を出し始めています。花はもちろん桃やブドウの生育状況で季節の変わり目を実感できるのは勝沼ならではですね。ブドウも芽が膨らんできているような・・・気がします。早ければそれなりに畑作業が前倒しになるのでちょっとドキドキしている畑チームです笑。近々ブドウの生育状況も様子もアップします。

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こちらは丸藤のかりんの樹。芽が出てきました。去年よりも早いです。

さて畑の方は剪定と剪定枝の整理、巻きヒゲ取りが終わり、今週は芽傷処理を行いました。ブドウは頂芽優勢という特徴があり、何もしないと枝の先端付近の2、3芽くらいしか芽が出ないことがあります。先端付近だけ芽が出てしまうと新梢も先端付近だけ伸びるわけで樹形がどんどん大きくなってしまいます。そこで枝に傷を入れます。すると傷を入れた芽は萌芽(ほうが:芽が出ること)します。イメージは刺激を与えて芽を出させる感じでしょうか。今日はその様子を紹介します。

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こちらは甲州の結果母枝。この枝から新梢が出てきます。何もしないと先端の2、3芽しか出てこないことも。

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萌芽させたい芽の先端方向(左側)1センチくらいのところに芽傷ハサミで。。。

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えいっ!

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芽傷処理後の傷。枝の中にある形成層と呼ばれる層まで傷を入れます。

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コレが芽傷ハサミ。おもいっきり握っても切断することはありません。便利なハサミです。

この芽傷処理は枝の中間部分(先端と基部の間)に行うのですが、芽が出るということはその樹の樹形もそれで決まるということ。ここから芽が出たら良い樹形になる、という箇所に芽傷を入れるのもミソです。剪定・芽傷処理・誘引である程度樹形の骨格が決まるので大事な作業の1つです。自分が芽傷を入れた芽からちゃんと芽が出てくるのも楽しみです。これからブドウの生育がどんどん進んでいきます。ブログもその都度に更新しますので時々様子を見にきてください!

・・・と更新を忘れがちな自分にプレッシャーを与えて本日のブログはここまで笑。以上、山下でした(^^)v